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弱視 vs. 斜視:その違いとは?

弱視と斜視の比較イラスト

子供の目の問題としてよく耳にする「弱視」と「斜視」。これらは異なる症状ですが、密接に関連しており、合併することもよくあります。正しい治療のためには、まずその違いを理解することが大切です。

簡単な定義

斜視 (Strabismus) ——「見た目・筋肉」の問題: 目の位置がずれている状態です。片方の目はまっすぐ向いているのに、もう片方が内側、外側、上、または下を向いています。

弱視 (Amblyopia) ——「脳・視力」の問題: 眼鏡をかけても視力が十分に出ない状態です。目の見た目は正常に見えることが多いですが、脳がその目からの映像を「無視」しています。

2つの関係性は?

実は、斜視は弱視の主な原因の一つです。

お子様に斜視があると、両目が違う方向を向くため、脳に2つの異なる映像が送られます。脳は混乱(複視)を避けるために、ずれている方の目からの信号を「遮断」しようとします。

この状態が続くと、使われない目の神経回路が発達せず、弱視になってしまいます。目の構造自体は健康でも、脳とのつながりが弱くなってしまうのです。

比較表

特徴 斜視 (Strabismus) 弱視 (Amblyopia)
主な問題 目の位置のずれ(筋肉の問題) 視力が悪い(脳の問題)
見た目でわかる? はい(位置がずれている) わからないことが多い
治療の目的 目をまっすぐにする(手術/眼鏡) 視力を上げる(遮蔽訓練)

両方同時に起こる?

はい、よくあります。 これを斜視弱視と呼びます。この場合の治療は、通常2つのステップで行われます:

  1. まず弱視を治療する: 医師は通常、弱視眼の視力回復を優先します。眼鏡装用やアイパッチ(遮蔽訓練)を行い、脳に弱い方の目を使わせます。
  2. 次に斜視を矯正する: 両目の視力が同程度になったら、手術や視能訓練で目の位置を正し、両目で一緒に物を見る機能(両眼視)を育てます。

注意:弱視を治さずに目の位置だけを手術で治しても、その目の視力は悪いまま残ってしまいます!

治療アプローチ

斜視の治療

  • 眼鏡: 遠視が原因の斜視は、眼鏡だけで改善することもあります。
  • 手術: 目の筋肉を調整して、位置をまっすぐにします。
  • 視能訓練: 両目を使って見る力を育てます。

弱視の治療

  • アイパッチ(遮蔽訓練): 良い方の目を隠して、弱視の目を強制的に使わせます。
  • アトロピン点眼: 良い方の目を一時的にぼやけさせ、アイパッチと同様の効果を狙います。

アイパッチをもっと楽しく

斜視が原因の弱視であれ、アイパッチ(遮蔽訓練)は避けて通れない道です。Piggy Peekaboo は、辛い毎日の訓練を楽しいゲームの時間に変えるお手伝いをします。